【中古車売却】車を高く売りたい!誰でもできる高値で売るためにできること!

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「少しでも高く査定してくれたところ売りたい!」中古車売却を検討されている方なら誰でも同じ思いでしょう

そこで、元輸入車ディーラーで中古車査定や買取業務も行っていた私の経験から中古車査定の際に中古車買取業者が見ている査定ポイントと、少しでも高く買ってもらうために、誰でもできる対策をお教えします

買取業者の目線で見ているポイントなので、ぜひ参考にしてくださいね♪

この記事を読むと、以下のような疑問解決の参考になると思います

  • 査定金額ってどうやって決めているの?
  • 買取業者って査定時に何を見ているの?
  • 少しでも高く買い取ってもらうコツってあるの?
  • 買取業車って結局はどこも同じなんでしょ?

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【買取業者目線】査定金額の決め方とは?

中古車市場の買取金額には、車種ごとに買取相場が存在しており、買取業者はあなたから査定申し込みが入った時点で以下のことを調べています

モデル/年式/グレード/走行距離/車検有無/ボディーカラー/装備/申し込み時に申告された車両状態など

まずこれらの情報から、おおよその上限買取価格を決めますが上限買取価格はほとんどの場合、中古車オークション相場よりもやや安めで設定されることが多いのです
私が買取査定を行っていた時の方法は減点方式で査定金額を算出していました
つまり、買取価格の上限金額を事前に設けて車を見に行き、状態が良くなければ上限金額からマイナスしていく査定方法です

例外として稀少モデルの場合や、ある車種に特化した中古車販売をしている業者はオークション相場通り、または少し高値で買い取ってくれるケースもあります
(車種特化型の買取業者:ポルシェ専門店やランクル、ハイエース専門店など)

買取業者が査定するときに見ているポイントとは?

では実際に買取業者があなたの愛車を見にきて査定をするときは何を見ているのでしょうか

基本的な査定ポイントを解説していきます

車検証や整備記録簿の情報と取扱説明書の有無

【車検証】
まずは車検証の情報と査定する車両が一致しているか確認されます。
これは万が一、盗難車を買い取ってしまわないよう、念の為見ているのであなたが疑われている訳ではないので安心してくださいね

【定期点検整備記録簿】
車体番号や所有者の一致を確認したら、整備記録簿の有無を確認します
整備記録簿とは、過去に整備した内容や日付を記録として残しているものです
整備された記録がしっかり残っている方が、次にその車を買うオーナーさんも安心しますよね
整備記録簿があれば、売り出したときに安心材料としての付加価値が付くので、プラス査定に働く可能性があります!

外装と内装、エンジンルーム、下回りの状態確認

【外装】
ボディの傷や塗装、ガラスの状態をチェックしますが、大きな傷やへこみ、ヒビがあれば当然マイナス査定となってしまいます
ホイールやタイヤの状態、ブレーキパッドの残量も同時に確認します
私の場合、板金塗装した跡もチェックしていましたので、査定士によっては細かく見られるかもしれません
「膜厚系」と言われるもので塗膜の厚みを測定できる機器です

【内装】
シートとフロアカーペットの汚れや、へたり具合、装備品、欠品が無いかをチェックします
同時に、動物やタバコなどの匂いがないかもチェックしています
喫煙やペットを乗せていた車はマイナス査定となってしまう可能性が高いので注意が必要です

【エンジンルーム】
ボンネットを開けてエンジンルーム内を確認します
主にフロントフェンダー取り外し形跡や、ラジエターコアの状態、骨格部分の溶接箇所をチェックします
※ここは修復歴の有無に直結する内容なので慎重に確認します

【下回り】

エンジンやミッションオイルに漏れ・滲みの有無や、サビが無いかを確認し、同時にサスペンションやマフラーの状態も見ています

エンジンを掛けて試乗する

実際にエンジンを始動させて以下のポイントを見ています
・メーター内の警告灯は正常に点灯しているか
→チェックエンジンなどの警告灯が点灯している場合はマイナス査定となる可能性があります

・走行距離
→申告通りの走行距離か確認します(前回車検時の走行距離はが車検証に記載)

・エンジンの吹け上がりとアイドリングの安定性
→エンジンの状態を把握する目安として、音や振動などで確認します

・異音はしないか
→通常、発生しないような音がしていないか確認します

・エアコンの効き具合
→冷暖房の効きを確認し、エアコンガスの漏れの可能性やガス不足をチェックします

停止状態での確認が終わると、試乗が可能であれば実際に車を動かして状態を確認します
試乗時には以下のポイントを査定しています
※普通に走らせることができる状態か、最低限のチェックを行います
【走る】
・エンジンの回転数と一緒にしっかりと加速するか
・各ギアの走行で異常がないか
・直進走行でハンドルにブレがないか
【曲がる】
・旋回時に異音がしないか
・パワーステアリングが作動しているか
【止まる】
・ブレーキを踏み込んでしっかりと停止するか
・ブレーキから異音がしないか
・停止状態でブレーキペダルを踏み込み、ペダルが底付きしないか

少しでも高く買い取ってもらうコツってあるの?

上記のように細かい点までチェックされる中古車査定ですが、少しでも査定金額をアップさせるためには、査定士から見た車の印象も非常に大切です!
人間でもボロボロの服を着て、髪がボサボサ、何日もお風呂に入っていない人が目の前に現れると第一印象はよくないですよね!笑

中古車査定でも同じように、査定士からみた車に対する印象があります
査定前は必ず、愛車は綺麗にしてあげましょう!
といっても、車に修復歴や不具合があった場合は隠さず正直に伝えましょう
査定額が下がる可能性はありますが、後でトラブルになるのを避けることが重要です
あなたの愛車の状態を正直に伝えたうえで、適正な査定価格をつけてもらいましょう

第一印象をよく見せるために、最低限できることは?
【外装】
・ボディーの洗車
・細かな傷であればコンパウンドで磨く
・ヘッドライトに黄ばみがあればコンパウンドで磨く
・タイヤ&ホイールを洗浄し、タイヤワックスを塗る
・ポリッシャーなどの研磨機器を持っている場合は、ボディを磨いておくと尚良し!
【内装】
・タバコやペットの匂いが残っている場合は、できる限り消臭
・シート、フロアマット、カーペットなどの清掃
・ハンドルやシフトレバーなど、よく触る部位を内装用のクリーナーで拭き上げる
【エンジンルーム】
・クーラント液が少ない場合は、水を足しておく
・ホコリや油汚れを拭き、素地のプラスチック類にタイヤワックスを塗っておく
※素地のプラスチック類にタイヤワックスを塗るとキレイに見えますが、一時的な効果ですので実施の場合は、自己責任でお願いします
【下回り】
・下回りも洗浄しておく(スチーム洗浄機があれば便利です♪)
・部分的なサビがあれば、シャシー用ブラックの缶スプレーを吹いておく
【純正品・書類関連】
・純正品がある場合は査定時に用意しておく(ナビやホイール等)
・車検証/自賠責保険証/リサイクル券などの書類をセットにしておく


大切な愛車とお別れするのですから、最後もキレイにしてあげましょう♪

中古車買取業車って結局はどこも同じなんでしょ?

買取業者には大きく分けて2つのお店が存在します
それは、①買い取った車を自社在庫として販売するお店と、②在庫せず直ぐに中古車オークションに出品するお店の2パターンです

①買い取った車を自社在庫として販売するお店
在庫車の仕入れとして買取査定を行うケースが多く、買い取った後はホームページにもアップされて、在庫車として売り出されます
在庫車として仕入れる場合、自社で修理やカスタムなどが出来るお店は、②の業者よりも高い査定額を提示する可能性もあります

②在庫せず直ぐに中古車オークションに出品するお店
買い取った車をすぐにオークション市場に出品し、薄利多売で回しているお店も存在します
買取契約をした場合、査定から現金化までスピーディーに対応してくれるかもしれませんが、業者間の中古車オークションで売る前提なので、相場よりかなり安く買われてしまう場合があります

よって、少しでも高値で売却したい場合は①の在庫車として買い取ってくれる業者をオススメします

買取業者によってはライバル店に買い取られないように、査定時に契約を迫ってくる可能性がありますが、そこは耐えて依頼した業者すべてに査定してもらいましょう!
「いま売っていただければ特別に10万アップしますよ!」などの誘惑にも耐えることが大切です!
なぜなら、その「特別に査定額10万円アップ」は、他店では普通の査定金額で提示される可能性があるからです
そういった買取業者は、他社と査定金額を比較されたくないのです

出来るだけ多くの買取業車に査定してもらいましょう!

最後に私がおすすめする、査定依頼から売却までの流れは
1. 一括査定依頼を申し込む ※買取業者から電話が来ますが丁寧に対応しましょう♪
2. 買取業者ごとに査定日時を決める
3. 出来るだけ同じ週の中、時間帯などで分けて査定してもらう
4. すべての査定額が出たら一番高い業者に電話して買取契約を結ぶ
※複数の買取業者から同じ査定金額が出た場合は買取業者に連絡し、他店の査定金額を提示することで交渉材料にもできます♪

いかがだったでしょうか
愛車の売却を検討されている方は、中古車買取業者から見た査定ポイントや、高額査定となるコツを参考にしてみてくださいね!

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