
誰もが一度は遊んだことのあるミニカー、子供だけでなく大人も魅了してしまうおもちゃの一つです
ミニカーコレクターも多くおり、世界中のいろんなメーカーから値段もサイズも幅広く展開されていますが、限定品など入手困難なレアモデルは高値で取引されることも珍しくありません
本記事では筆者本人が自分の息子に買い与えていたつもりが、いつの間にか自分がミニカーの世界にどっぷりハマってしまった経験から、500円以下で気軽に買えるミニカーをご紹介します
パパがついコレクションしたくなるミニカーや、子供にプレゼントしたくなる1台を見つけてください!
トミカ TOMICA
ミニカーといえばコレ!日本で知名度No.1のミニカー
日本国内の市場シェアは70%あり、2歳〜5歳の子供の75%が1台は持っていると言われているトミカ
50年間で6億7,000万台以上ものトミカが売れています
日本企業のタカラトミーから発売されていますが、長年に渡り人気がある理由の一つに、豊富なモデルラインナップがあります
街中で見かけるはたらくクルマから、大衆車やスポーツカー、軽自動車まで幅広いモデルがラインナップされています
トミカはモデルごとにナンバリングされていますが、対象年齢が3歳以上の1番から140番までのトミカにはドアミラーが付いていません
これは、突起物で子供がケガをしないよう安全性に配慮して作られているからです
子供が安心して遊べることも長年の人気の理由ですね
安全性を優先しながらも、実車を忠実に再現しているトミカは、形や色味にいたるまで1年以上かけて自動車メーカー各社と開発、製品化されています
1番から120番までのモデルは定価450円(税抜き)で販売されていますが、ドンキホーテでは税抜き300円以下で売っている店舗もあり、安く買えるおすすめの穴場です
マジョレット MAJORETTE
スーパーのお菓子売り場で買えるお菓子付きミニカー
マジョレットは50年以上の歴史を持つフランスの老舗玩具メーカーです
日本ではカバヤ食品がミニカー付きのお菓子として全国のスーパーで販売しており、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか
モデルラインナップにはヨーロッパ車が多く、トミカにはないモデルも数多く発売していますが、近年では日本車のラインナップも増えています
東南アジアのタイで生産されており、タイやベトナムなどでは、日本では手に入らないモデルが数多く販売されているためお土産としても人気があります
サスペンションやドア開閉、後部ドア開閉、ボンネット開閉など、トミカ同様のギミックを持つモデルも多く、実写の再現クオリティも高いメーカーです
日本車コレクションやSUVコレクションなど、定期的に新シリーズが展開されており、日本では見れないモデルや、市販化されなかったモデルも製品化されており、その独特のラインナップから大人たちからも支持を得ています
定価は420円(税抜き)でトミカと同価格帯となっています
ホットウィール Hot Wheels
おもちゃとしてのカッコよさを追求したミニカー
ホットウィールはアメリカのマテルというメーカーから販売されるミニカーブランドです
実車の再現性よりも、ミニカーとしての見た目のかっこよさを重要視しており、他メーカーとは異なった路線ですが根強い大人のファンも多く、限定モデルや人気モデルは即完売してしまうほどです
他メーカーの多くは実在する乗用車や働く車をミニカーにしていますが、ホットウィールは、実車以外にも通称「謎車」と呼ばれるオリジナルの車など、実際にない車もミニカーにしている点も特徴ですね
近年では画像のように日本の名車を再現したシリーズのほか、再現性の高い実車モデルも多くラインナップされています
日本ではアメリカでの発売とほぼ同時に輸入が開始されており、2020年現在ではトイザらスや西友、イオン、ヤマダ電機で購入することができ、価格はモデルによって異なりますが190円からラインナップされています
しかし正規の輸入量が限られていることや、日本未発売のモデルも多く存在するため、並行輸入して販売する専門ショップも全国に存在しています
マッチボックス MATCHBOX
ミニカーの先駆けとなったブランド!
イギリスで誕生したマッチボックスですが、初期の製品はマッチ箱を模したデザインで紙製の箱に入れられていたことが名前の由来となっています
1970年代前半までは日本の輸入ミニカーとして代表的な存在でしたが、創業メーカーであるレズニー社が経営破綻したのち紆余曲折を経て、現在はホットウィールを販売するアメリカのマテル社傘下のブランドとなっています
おもちゃとしてのカッコよさを重要視しているホットウィールに対して、マッチボックスは実車を忠実に再現することに注力したミニカーです
同じミニカーメーカーに吸収されてしまったものの、ブランドごとの特徴でしっかり住み分けされていることが分かりますね
当時のマッチ箱のデザインで売られていたミニカーの中には、非常に高値で取引されているモデルも多くあり、大人も子供も夢中にさせるミニカーの一つです
日本ではマテル・ジャパンが輸入元となっていますが、2018年以降は輸入されておらず2019年以降はトイザらスが独自に輸入して発売しています
ジク Siku
実車を精密に再現したドイツ生まれのミニカー!
Siku(ジク)は自動車本体の図面からモデリングすることをルールとして、こだわりを持ったものづくりを続けているメーカーです
ドイツには世界的な名車が数多く存在しており、メルセデス・ベンツやBMW、アウディ、ポルシェから農耕車にいたるまでな幅広くラインナップされており、車種によって異なるホイールやドア開閉部などの可動部もデフォルメすることなく再現されています
ゴム製タイヤを履いているモデルがあることも特徴の一つですね
世界でも厳しいといわれる欧州のさまざまな安全基準もクリアしており、子供も安心して遊べる点は大人としては嬉しいポイントです
Sikuのモデルラインナップには子どもたちがはじめて見る車もあります
たとえば青いパトカーや、緑色のトラクターは実際にヨーロッパで活躍している車ですが、日本との違いを発見しながら、さまざまな文化に好奇心を持つきっかけとして一緒に遊ぶこともできますね
値段は495円からですが、こだわりの精密な作りからか、600円〜800円前後のモデルも多くあります
さいごに
いかがだったでしょうか
子供と一緒に遊びながらも、大人も楽しむことができる遊び
それがミニカーです!
今回ご紹介したように、500円以下でも買えるブランドは多くあるのでコレクションするも良し、子供にプレゼントするも良し、ブランド違いで同じ車種を買って比較するも良し、自分のお気に入りをぜひ見つけてみてください!
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